Jan 04 2010

大晦日にウェディング?!

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
今日、久しぶりの晴天が覗くフィレンツェ。ほっとしますね。
このところ、雨続きのトスカーナ。クリスマスもお正月も1日、2日と雨が降っていて、
いい加減にしてほしい・・・と思っていましたが、今日やっと晴れ間が。
でもこれも今日まで、明日からはまた雨だそうです。
さて、お正月をイタリアでどのように迎えたかと言うと、
今年はうちのダンナの友人の結婚式でした。
この結婚式、まさに典型的なイタリア式だったので、
ぜひレポートしたいと思います。
まずはウェディングは教会式。新郎はフィレンツェ出身でしたが、
新婦はトスカーナ海側出身だったので、彼女の家の近くの教会の予定。
ところが運悪く、近くの教会が改装してしまったとのことで、
別の街の教会で行いました。
クリスマスの装飾とのことでしたが、真っ赤な垂れ幕がかかっていて、
さながら私にはナチの集会のようなちょっと異様な光景だなと思ったのが正直なところ。
しかし、ここの牧師さんはとても面白かった。若めだったこともあるので、
話も面白く、150人近くいたゲストを飽きさせないよう、うまーーーく包みこんでいました。
ひどいときは名前を間違えてしまう牧師さんがいる中、
証人の名前まできちんと覚えて、良い意味で全員を巻き込んでいった良い式でした。
賛美歌のゴスペルらしきもの(マイクを使っていたので、ゴスペルというほど
神聖さがなかったのかも)もとてもよかったです。
さて、この挙式の後、近くのレストランでパーティです。
着いた早々、アペリティーボが用意され、ここから1時間強はアペリティーボタイム。
日本人なら、これでおなかがいっぱいになってしまうのでは・・・と思いますが、
この1時間のアペリティーボを経て、フルコースが始まります。
知っていたけれど、プロセッコ(発泡酒)と合わせて、おなかはほぼ6部目に抑えるのが限度。
そして何の合図もなく(恐らく、立ち疲れてきて)、それぞれの席につきます。
自分達の席へ着くと、テーブルが一緒になった人に自己紹介。
アジア人の私はひときわ目を引く存在になるため、大体が質問攻めにあいます。
『なんでイタリアに来たの?』『イタリアで何をしているの?』
『イタリアの食事好き?』『イタリアの結婚式ってどう思った??』など。
そんな質問に答えているうちに、さあフルコースが始まりました。
前菜(さっき食べたのは何だったの?)
プリモ2皿(普段だってプリモ1皿しか食べないのになぜか2皿)
メイン
今回のメインはお肉でしたが、お肉のそばに添えられたのが、レンティーケ。
大晦日に食べられる典型的な食事で、お金が貯まるとかで、
おなかがいっぱいなのに、無理やりダンナに食べさせられました。
その後、ダンスタイム。カウントダウンを皆で一緒に行い、
ダンス・ダンス・ダンス。
なぜかイタリア人はトレニーノというダンスを必ず結婚式でやります。
皆が列になって肩のところに手を置き、つながる踊り(?)
私はなんとなくこれが苦手で(なんか小学生を思い出す)、
このときも写真を撮るふりをして、輪の外にいました。
ダンスは好きなんだけど、イタリア人のダンスって・・・っていうくらい、
踊りが下手(苦笑)
そしてころあいを見て、ウェディングケーキが運ばれてきて、
ケーキカットの後、皆に振舞われます。
今回のケーキは5段くらいあったかな。花火もついて、とにかく大きい。
ケーキカットを見届けたら、まあ帰ってもいいんじゃない?と、
ケーキカットの後は自由解散という暗黙の了解があるでしょう。
でも子供もその時間まで付き合うのだから大変。
私達もケーキの後、テーブルの中で一番最初に退散しましたが、
それでも午前2時。いや~~~、ウェディング、体力勝負です、こちらは・・・。
そう考えると、日本のウェディングってとっても効率よくできているな・・・と思います。
だからこそ、こうやって、分刻みになってしまうのでしょうが。
教会でのウェディング。とても広い教会です。
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アペリティーボ。これだけだって十分だと思ってしまうのは私だけ?
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前菜の海老とポレンタ(?) ここからフルコースが始まります。
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カウントダウン時、大盛り上がりでした。
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お約束、うわさのトレニーノダンス。老若男女誰でも踊れる踊り(?)
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大きなケーキ。ケーキカットのときには宴もたけなわ・・・
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