Dec 19 2025
フランス🇫🇷ロワール地方 シャーリン城で叶えた、家族と過ごすシンデレラウェディング【実例カップル様】
こんにちは。海外ウェディングプランナーの林でございます。
2024年11月にフランスのロワール地方にあるプライベートシャトーでの挙式を挙げられた方をご紹介させていただきます。
当初、おふたりからは「ドイツのノイシュバンシュタイン城のような雰囲気で挙式をしたい」とのお問い合わせをいただきました。しかしながら、ノイシュバンシュタイン城は一般観光であっても城内撮影が禁止されており、結婚式やフォトウェディングのために利用できる場所ではありません。
私どものコンサルティングやブログをご覧いただきながら、いくつかの候補地をご提案させていただく中で、おふたりが最も大切にされていたのは、「ご列席くださるご家族をきちんとおもてなししたい」という想いでした。
そこでご紹介したのが、フランス・ロワール地方に佇むプライベートシャトー Château de Challain(シャーリン城) です。

本格的な“シンデレラ城”の佇まいを持ち、なおかつプライベートシャトーとして挙式が可能な会場は、実は非常に稀少です。私どもは2011年から約15年にわたりシャーリン城とお付き合いを続けていますが、年々その人気は高まり、現在ではハイシーズンは2年前から一棟貸しのウェディングで予約が埋まってしまうほど。今回は11月という時期にも恵まれ、幸運にもご予約をお取りすることができました。
前日はアンジェにご宿泊され、翌日午後、シャーリン城へ。アンジェ駅から車で約40分、ゲートをくぐると、秋の深まりとともに美しく色づいたシャトーが目の前に広がります。

「ドレスを天蓋ベッドに掛けるのが夢だった」と語ってくださった花嫁様。まさに“お城でのウェディング”ならではの、誰もが一度は憧れる光景が、そこにありました。

挙式は、シャトーの前に佇むノートル・ダム教会にて。カトリック教会ではありますが、シャーリン城で挙式をされる方に限り、カトリック信徒でなくても挙式が可能です。この点も、おふたりにとって大きな決め手となりました。

キャンドルの明かりがやさしくカテドラルを包みます。

厳かな教会の空間に、純白のウェディングドレスが美しく映えます。

挙式後は、シャトー内でのフォトウェディング撮影へ。



11月という季節柄、撮影の途中でふわりと霧が立ちこめ、お城全体を包み込む幻想的な風景が広がりました。まるで物語の一場面のような、忘れがたい時間です。

ケーキカットはシャトー内のサロンにて。

夜は暖炉の前で、ご家族だけの温かなディナーをお楽しみいただきました。

シャトーのテーブルセッティングは乙女心を鷲掴みにされます。

シャーリン城では、ゲストの皆様が宿泊されることが必須となっています。ご両親様にも「古城に泊まる」という非日常の体験を存分に味わっていただき、ウェディングそのものだけでなく、滞在そのものが思い出となる一日となりました。
こちらのカップル様のお写真を見る→Best Couple




