Jan 22 2020
ヨーロッパ旅行に持参必要なもの3選
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
今回は旅行会社目線で記事を書いてみたいと思っております。ヨーロッパ旅行に持参必要なもの3選。パスポートや旅行会社で一覧になっている常識的なものは当然皆さん用意されると思うので、「え?こんなもの??」と思われるものを3つ選んでみました。
目次
ヨーロッパ旅行に持って行こう!3つのアイテム
戸籍抄本
え?なんで??と思われる方、たくさんいらっしゃると思います。実はここ最近(以前からという噂もありますが)、ヨーロッパではスリが本当に多発しています。こんなことを書くと、欧州渡航に影をさしてしまうので、書きたくないのですが、でも実際多く耳にします(涙)。
お財布を盗まれる・・・くらいであれば、もう仕方がないと諦めるしかないと思うのですが、パスポートを盗まれてしまうと一大事!在ヨーロッパ日本大使館・領事館で再発行してもらうことになります。そのときに戸籍抄本が必要となるのです。手元にない人は(普通は海外旅行に持ってきていないので、大抵の方がないはずですが)、日本にいる親族などに送ってもらうことになります。実際郵送には時間がかかるので、まずは原本の写真メールやコピーをファックスで大使館に送り、それと同時に、郵便局でそれを書留で大使館宛(当然海外書留郵便)で送って、そのときの控えも合わせてファックスや写真メールで送らないと再発行がされません。これを聞いただけでも結構ふらふらくるような内容ですが、戸籍抄本は日本にいる時は最寄りの役所などで比較的簡単に入手できると思いますが、ところが自分が海外にいる場合、誰に頼めばいいのでしょう。特にウェディングでご自身の親族もヨーロッパにいらっしゃるとなった場合、遠い親戚しか日本にいない!なんてことになりかねません。それなら旅行前に1通取っておいて、ヨーロッパにお持ちになることをお勧めします。
パスポート発行には発行6ヶ月以内のものが有効とされているので、期限が切れていないか確認の上、海外にお持ちください。もちろん他の貴重品とは別の場所に保管しておくことは必須です。
寒さ対策
物騒な話から入ってしまいましたが、次は実質的なもの。特に夏に旅行される方、ヨーロッパの夏・イタリアの夏!なんて聞くと暑いっ!と思われる方も多いかと思います。真っ青な海で有名なギリシャなんかも夏のイメージがありますよね。ただしここは地中海気候のヨーロッパ。意外に日が落ちると肌寒くなります。湿度が少ない分、太陽の力で暑いことはあっても、空気がすごく暑くなる日本の気候とは異なります。カーディガンくらいあっても良いのかなと。男性も長袖のシャツは一着はお持ちになることをお勧めします。
また移動に電車や飛行機を使うかた、機内や車内が寒くてたまらない!という声も多く聞きます。少々厚めかなと思う羽織りものをお持ちになってもいいと思います。例えば、超ウルトラ軽量のダウンとか?
冬に旅行される方は寒さ対策さらに必須です。日本のカイロは簡単にコンビニでも入手できますが、ヨーロッパではほぼ見かけません。仮に売っていたとしても、高くて、長持ちしない。仮に捨てることになってもカイロは多めにお持ちいただくのがいいと思います。また普段、靴下を履かない方でも靴下はあった方がいいと思います。ヨーロッパの冬は湿度が高く、ジメジメ、シンシン・・・。さらに石畳やホテルの床が石造りのため、日本の木造と違い、足下から冷えていきます。ベッドの中に入ってもいつまでも足だけが温まらないなんてこともよくありますので、厚手の靴下は必ずお持ちください。
ヨーロッパでは電車の旅は憧れですが、意外に車内は寒いです。
タコ足
タコ足って・・・。超、庶民的(苦笑)正直、3選と勢いよく書き始めたものの、3つ目は「意外なもの・・・」という意味ではなかなか思い浮かびませんでした。3つ目はヨーロッパに限らないのですが、今の旅行では結構必要なものかもしれません。国によって電圧が違うのはよく知られていますが、それと同時にコンセントの差し込み口が違います。ヨーロッパのたいていの国ではCタイプ、イギリス、アイルランドはBFタイプです。このコンセントの変換プラグは欧州旅行の前に購入される方も多いかと思いますが、スマートフォン、デジタルカメラ、タブレット、PCなんてお持ちになり、携帯などは各一台ずつ持っていると、いくつ変換プラグを持っていけば良いのでしょうか!さらに一気に充電をしようとすると意外にホテルのコンセント口が少ないかもしれません。観光中に携帯、デジタルカメラは必須ですし、ホテルを出ている(部屋にいない)ときは部屋の電気(電源)が入ってないので、充電ができないのです。そんなとき、日本では自宅に必ず一つはあると思われる、タコ足をお持ちになると便利です。延長コードは必要ないので、3つ、4つの差し込み口があるものが便利でしょう。ヨーロッパの電車では電源を取ることもできます。そんなときにもあると良いですね。