Jan 18 2020

城内での撮影ができる会場・ドイツ・ルートヴィヒスブルク城 城内編<Order館>

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。

昨日ご紹介しました「ルートヴィヒスブルク城」はヨーロッパ内でも珍しく、城内での撮影が許されている希少なお城です。今回はそのお城内をこのお城の歴史と一緒にご紹介していきたいと思います。

このお城の概要は以下をご覧ください。

冬の強い味方!城内での撮影ができる会場・ドイツ・ルートヴィヒスブルク城

 

Order館>

1709年に建築が開始されたこのOrder館は、城主ルートヴィヒ公により、狩猟の祝福の儀式等を行う目的で使用されたと言います。新館が建築されるまではOrderの間はお城の中で一番の広さを誇っていました。100年後、城主がヴュルテンベルク王国の初代国王フリードリヒ1世に変わり、バロック様式からネオクラッシク様式への改修を経て、Orderホールに玉座を備え、夏の離宮の玉座の間として使っていたそうです。正式な玉座はシュトゥットガルトの新宮殿に備えられていたそうです。

leMaestroお勧め城内撮影のルートヴィヒスブルク城Orderの間

 

そして、同じく狩猟の祝福の儀を行うチャペルとして建設されたのが、Orderチャペル。

leMaestroお勧め城内撮影のルートヴィヒスブルク城Orderチャペル

 

当初は宗教的な内装というよりは、ルートヴィヒス公の命により狩猟の趣向が全面に出ていたため、前述のフリードリヒ1世王が改装した際には、プロテストの趣を入れる命を受けたとのこと。

leMaestroお勧め城内撮影のルートヴィヒスブルグ城Orderチャペルのフレスコ画

 

<パレスチャペル>*2020年現在は改修のため入館できません

このお城の中でも当時の原形をとどめていると言われるのがパレスチャペル。最初に建築の命を出したプロテスタント派のエーバーハルト・ルートヴィヒ公爵から、一度カトリック派のカール・アレキサンダー公爵、カール・オイゲン公爵に城主が変わり、改めてプロテスタント派のフリードリヒ1世に統治が変わったの同様に、この教会も城主と同様にプロテスタントからカトリックへ、そしてまたプロテスタントへと宗派を変え、現在はカトリックのミサを行う教会という、数奇な運命を辿っています。

leMaestroお勧め城内撮影のルートヴィヒスブルク城パレスチャペル2

leMaestroお勧め城内撮影のルートヴィヒスブルク城パレスチャペル1

 

こちらのオーダー館では2020年現在撮影は可能で、パレスチャペルは残念ながら改装中のため、撮影が不可能です。

撮影にはお城専属ガイドが同行し、説明を受けながらの撮影となります。許可を受けたもののみが撮影ができ、同行者の携帯電話の撮影なども一切許されていません。ル・マエストロでは撮影許可の代行から受けてまいりますので、気軽にご相談くださいませ。

ルートヴィヒスブルク城の旧館での撮影も可能です。こちらの記事もご覧ください。

http://le-maestro.com/blog/01172020

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