Jan 20 2020
城内での撮影ができる会場・ドイツ・ルートヴィヒスブルク城 城内編<ギャラリー&宮殿劇場>
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
連日ご紹介しております「ルートヴィヒスブルク城」はヨーロッパ内でも珍しく、城内での撮影が許されている希少なお城です。今回はそのお城内をこのお城の歴史と一緒にご紹介していきたいと思います。
このお城の概要は以下をご覧ください。
<肖像画ギャラリー>
500年近くのヴュルテンベルクの歴史を飾る支配者の肖像画のギャラリーです。肖像画のギャラリーと聞くと、少し物々しい場所を想像しますが、80mにわたる長い廊下とその上を飾るフレスコ画は圧巻で、とてもフォトジェニックです。フリードリヒ1世の命により、バロック式の壁は取り除かれ、赤みがかった大理石のクラシックスタイルでまとめられています。
<絵画ギャラリー>
最初の城主であるエーバーハルト・ルートヴィヒ公爵の強い希望で、天井画はトロイの木馬戦争が描かれており、そのまま残っています。その後、フリードリヒ1世の命で、当初は肖像画ギャラリーと同じ大きさの窓が配置されていたのですが、ネオクラシックスタイルに改修した際にその大部分がクローズされ、絵画を飾るスペースができ、現在の絵画ギャラリーに至っています。
<宮殿劇場>
1729−1733年の間にエーバーハルト・ルートヴィヒ公爵によって、最初の劇場が建築され、カール・オイゲン公爵時代に劇場の舞台装置とインテリアが完成し、1758年に初の舞台が上演されます。フリードリヒ1世の命で、ボックス席とギャラリー席はネオクラシック様式で建設されましたが、舞台の部分は改装されていないため、現在ヨーロッパにある劇場の中でも、オリジナルの舞台機会が残された貴重な宮殿劇場の一つになります。
撮影にはお城専属ガイドが同行し、説明を受けながらの撮影となります。許可を受けたもののみが撮影ができ、同行者の携帯電話の撮影なども一切許されていません。ル・マエストロでは撮影許可の代行から受けてまいりますので、気軽にご相談くださいませ。